自分が軽視された時は、許してはいけない【テイカーとの関わり方】

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私が人間関係で大切にしているのは、

自分を大切にしてくれない・軽く見てくる相手を許容しない

ということです。

私は人間関係を完全に切ることはあまりないですが、「相手がどういう人で、どういった付き合い方をしていくいくべきか」を見極るのが早い方だと思います。

今回は、「自分を軽くみる相手を、許容してはいけない」ということについて考えていきます。

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組織心理学に学ぶヒント

最近耳にする機会が増えてきた「ギバー」「テイカー」そして「マッチャー」というワードは、人間の思考と行動を3タイプに分類した言葉です。

ギバー

「ギバー」は、他者を中心に捉え相手が何を求めているかを注意深く考えるタイプの人です。

与えることに対して、見返りを期待することなく、手を差し伸べる、「奉仕する人」

さらにギバーは2つのタイプに分けられます。

  • ギバー【自己犠牲型】
    他者利益には興味が関心があるが、自分の利益には無頓着。
    人に与える一方で自分の利益を損なってしまうタイプ。
  • ギバー【他者思考型】
    他者利益と自己利益の双方に興味関心があり、受け取るより多く与えるが、自分にもしっかり他者から還元される。
    自己利益を損なわないタイプ。

テイカー

「テイカー」は常に多くを受け取ろうと行動するタイプの人です。

いつでも自分がより有益になるように持っていき、相手が望んでいることよりも自分の利益を優先していくタイプ。

テイカーの人は、世の中を”競争社会”として見なしていることが多く、競争社会、つまりマウンティングの中で自分が他人よりも上にいたいという欲が強いので、自分が上にいること=”豊かさ”と考えている人が多いと言われます。

マッチャー

「マッチャー」はギバーとテイカーのちょうど中間のタイプの人で、常に公平という観念に基づいて行動するタイプします。

与えられなければ与えないし、何かをしてもらったら恩を返すというタイプです。

自らの行動から損も得も出ないようにと自己防衛していきます。

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自分が軽視された時は、許しちゃダメ!

これまで出会ってきた人でこういう人いませんでしたか?

  • いつも自分の話ばかりで、こちらの話をほとんど聞かない
  • 何か頼むと、必ず見返りを求めてくる
  • 困っているときは頼ってくるけど、こちらが困っている時は助けてくれない

こういう事が一度や二度じゃなく、何回も続くとこちらもしんどくなってしまいます。

もちろん相手をすぐさまテイカーと決めつけたり、いちいちプラスマイナスを分析するのは良くないですが、自分の事を軽視する相手を受け入れてはダメです。

なぜなら、自分を軽く見る人を許すという行為は、自分に対するネグレクトになるからです。

自分が穏やかな気持ちで毎日を送るために
この一線はかなり重要になると思っているの

傷ついた気持ちや感じたことを無視しないで、そういった相手とはそっと距離を置くことをおすすめします。

もう一度言います。

自分が軽視された時は、決して許してはいけません。

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自分が軽視された時は、ゆるやかに距離を置く

わたしはこういう時は自分が不快に思ったことも伝えずに、のらりくらりと距離を置きます。

友人であれば、直接伝えて気づいてもらうという選択肢もあると思います。

わたしはそこまで近しい仲でなければ、本人が自分で気づくまで待ち、気づかないならそのままフェードアウトするようにしています。

人によって「優先順位」は違うので、相手の考えや行動にまで口を出してモメるのは、お互いのためにならないかも

いつか自分で行動を反省して「あの時はごめんなさい。」と言える人であれば、わたしは笑って許すしそういう人と友だちでいたいと思います。

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まとめ

他人からギブをしないでテイクし続ける以上、いつか必ず人が離れていく時がきます。

自分が心から気持ちよく豊かに暮らしていくためにも、軽視されたり搾取されるだけの関係が続いていると感じているなら、その関係から離れる勇気も時には必要だと思います。

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