同棲カップルの家計管理|ふたりが心地よく暮らすための始め方ガイド

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同棲を始めてしばらくたつと、どうしても避けて通れないのが“家計管理”の話。

お金のことって、話題にするのは気まずいし、
後回しにしたくなるテーマだよね。

でも、わたし自身が同棲して実感したのは、

最初に家計のルールをつくっておくと、ふたりの暮らしがすごく軽くなる」ということ。

逆に言えば、曖昧なまま過ごすと、小さなモヤモヤが積み重なって、ケンカの原因にもなりがちです。

この記事では、
共働きアラフォー女子×彼と同棲中のわたしがリアル体験 を交えながら、

  1. 家計管理の基本の決め方
  2. すれ違いやすいポイント
  3. 無理なく続く仕組みづくり

を紹介していきます。

家計管理は「最初のすり合わせ」で7割決まる

家計管理の話をするときに大切なのは、
「どうしたいのか」をお互いに率直に言語化すること です。

家計管理でよく聞くのが、
「お金のことを話し合うって、気まずいし堅苦しい」
「その場の空気でなんとなく決めちゃう」
というパターン。

確かにお金の話題って難しいよね

わたしも同棲を始めて1〜2ヶ月は「たぶんこれで大丈夫だよね?」と、曖昧なままスタートしてしまい・・・。

その結果、光熱費が思ったより高かったり、どっちが払ったのか曖昧になったりして、
あとから慌ててルールを作り直すことに。

家計管理は、ゆるくても【共通認識】があるとびっくりするほどラクになります。

  • 毎月の収入差はどれくらい?
  • 固定費はどんなものがある?
  • 外食、日用品、食材などはどんな頻度?
  • 貯金はふたりで?個別で?両方?

まずは軽く、上記のような項目を一緒に確認してみてください。

いきなり細かくしなくても大丈夫。

ざっくり方向性だけ決めるだけでも、家計の迷子になりません。

同棲カップルに多い「家計管理スタイル」3つ

同棲カップルには、主に3つの家計管理方法があります。

どれが正解ということはなく、2人の暮らし方や性格によって合うものが違います。

① 共同財布方式(ひとつの財布で運用)

代表的なのがこの方法。
ふたりの収入から決まった額を共同財布に入れて、そこから家賃・光熱費・食費を支払う方法。

メリット
  • 全体が見えやすい
  • 管理がシンプル
  • 無駄が減りやすい
デメリット

使い方に対する価値観の違いが出やすい

② 費用分担方式(項目ごとに分ける)

「家賃は彼・食費は自分」など「担当制」にする方法。

メリット
  • お互いの自由度が高い
  • 負担が見えやすい
デメリット
  • 不公平感が出ることも
  • 出費に偏りが出やすい

③ 完全折半方式

家賃・光熱費・食費などを全部折半する方法。

メリット
  • わかりやすい
  • ケンカになりづらい
デメリット
  • 収入差が大きいと負担も大きくなる

同棲しているわたしたちは、いろいろな方法を試してみて、①「共同財布方式」 に落ち着きました。

これがいちばんお互いにモヤモヤがなく、気持ちよく続けられています。

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わたしたちが失敗したポイントと改善策

わたしたちが同棲をはじめてから、実際にやらかした“家計管理の落とし穴”を2つ紹介します。

同棲初期にありがちなことなので、参考になるかも。

体験談①:「これ誰払った?」問題が発生

同棲当初、「生活費は折半でいいよね」と軽い気持ちで始めたわたしたち。

ところが、日用品や食材をそれぞれ別の日に買うと、レシートがたまっていき、

「あれ?これわたしが払ったっけ?」
「このお金は渡したっけ?」

という会話が増えていきました。

改善策として、“レシートはひとまとめにする、都度精算” という方法を採用。

ひとつの場所に集めるだけで、管理が一気にラクになりました。

体験談②:食費の感覚がズレてケンカ未満の空気に…

わたしは週末にまとめ買いするタイプ。
彼は平日の夕方に買い物して帰るタイプ。

ある日、彼が「なんか最近食費多くない?」と言い出し、
わたしは「え、わたしそんなに買ってないけど…」とイラッ。

見返してみると、互いに買ったと思っていたものがバラバラで、ストック食材が溜まっていたり、外食が続いたり。
そりゃ食費もかさむよね、という結果でした。

そこで一緒に改善策を考えて、買い物の1週間のルールを決める ことにしました。

  • 平日は買い足しのみ
    (食パンやもやしなど日持ちしないもの)
  • 買った物は相手に報告する
  • まとめ買いは週末に一緒に行く

こうすることで、食費は1万円以上下がり、ケンカの気配もゼロに。

ひとこと伝えるって、
何においても大切なことだよね

家計管理は「仕組み化」すると続きやすい

家計管理が続かない理由のほとんどは、“仕組みが複雑すぎる” から。

同棲の家計管理は、以下のポイントを押さえると長続きします。

① 共有口座(またはアプリ)を使う

今はペアで使いやすい家計簿アプリが多いので、銀行口座を作らなくても管理できます。

おすすめの仕組み例
  • 給料日に「共同財布用の金額」をアプリに登録
  • 固定費はすべてそこから支払う
  • 変動費は1ヶ月の予算枠を決める

わたしたちの場合、固定費の引落などは彼名義の口座を使っていて、家計簿アプリ(マネーフォワード ME)で収支を共有して見える化しています。

② 自由費はしっかり残す

全部を共有にするのは、ハッキリ言って息苦しいです。笑

“自由費”はしっかり個別にキープするのがおすすめ。

  1. 趣味
  2. 友達との外食
  3. 自分へのちょっとしたご褒美

自由に使えるお金があることで、罪悪感なく、自分の時間も楽しむことができます。

③ 月1回のミニ家計ミーティング

月に1回くらいに「今月どうだった?」と、10分で軽く振り返る時間、意外といいんです。

カフェでお茶しながら、または夜ごはんの後にサクッと。

  • 今月の食費は〇万だったよー
  • 予算より余ったから貯金にまわそう!

この習慣があるだけで、「なんか最近使ってるよね?」という不満が防げるし、何にどれくらい使ったかを、お互いが認識できるのでおすすめです。

貯金は【ふたりで】と【個別に】で安心

同棲カップルの貯金は、共同貯金+個別貯金のW方式がいちばん無理なく続きます

① 共同貯金(共通の目標に向けて)

  • 旅行
  • 大型家具
  • 引っ越し費用
  • 将来のための備え

同じ方向に向かう“共同貯金”があると、ふたりの会話も前向きになります。

② 個別貯金(自分の将来のため)

  • 自分のキャリアアップ費用
  • 個別の趣味
  • 不測の事態に備えた“安心料”

個別に貯金できるスペースは、精神的な安定に直結します。

③ 貯金の最適割合は?

おすすめは収入の20〜25%を目安に、無理ない範囲で

共同貯金:個別貯金=1:1 くらいのバランスがちょうどいいかな

家計管理は「ふたりで暮らすこと」をもっと心地よくする

同棲の家計管理は、お金の話というより、
“ふたりの暮らし方”を整えるための対話 のようなもの。

完璧にやろうとしなくて大丈夫。

大切なのは、

  1. ゆるくてもルールをつくる
  2. お金の流れを見える化する
  3. 自由度も残す
  4. すれ違ったらこまめに話す

この4つだけで、暮らしはぐっと快適になります。

ふたりのペースを大切にしながら、“ちょうどいい家計管理”を作っていきましょう。

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