「子どもがいない分、老後は余裕なんでしょ?」
そう言われることもあります。
でも実際は「逆に不安」というのが、わたしたちDINKs夫婦の本音です。
親を見ていても、周囲の友人を見ていて感じたことがあります。
老後は“なんとなく迎える”ものではなく
“準備しておく”ものなんだと。
この記事では、わたしたちがDINKsとして将来をどう考えて、老後に向けてどんな備えをしているかをご紹介します。
まずは、家計の見直し・資産運用・プロへの相談など、できることを始めてみました。
あくまで等身大の記録ですが、同じように漠然と不安を感じている方のヒントになれば嬉しいです。
DINKsの老後、なぜ不安?
正直、子育ての費用がかからないぶん、経済的にはラクな面もあります。
ただ、DINKsだからこそ老後に不安を感じることも。
- 老後に頼れる人がいないかも
- 老後を共に過ごす人数が少ない
- 自分たちの健康や介護をどうするか不透明
こういった現実があるからこそ、なるべく元気なうちに“お金の面”だけでも備えておきたいという気持ちが強くなりました。
わたしたちが考える「老後に必要なお金」

夫婦ふたりで、老後に必要とされる金額は最低でも3000万円以上とよく言われます。
この数字を聞いて、「・・・え?」と、思わず顔を見合わせました(笑)
- 生活費(家賃・光熱費・食費)
- 医療費や介護費用
- 趣味・レジャー費用
- 家の修繕や引越し、終活の準備
これらをすべて“自分たちのお金”でまかなう必要があります。
とはいえ、何千万円と聞くだけで思考停止してしまいそうですよね。
そこで、わたしたちはまず
ということを洗い出すところから始めました。
ステップ1:まずは「お金の見える化」から
我が家がまず最初に取り組んだのは、家計の見える化させること。
最初は手書きでノートにつけていましたが、1ヶ月も続きませんでした。
「めんどくさいから、後でまとめてやればいっか!」
2、3週間溜まると、余計に面倒くさくなってやらないものです。笑
そこで、スマホから操作ができる家計簿アプリで家計簿をつけるようになりました。
クレジットカードや銀行口座、証券口座などを連携もできて、収入・支出・資産が一目でわかるようになりました。
手書きに比べると、手間が全然かからずに、「何にお金を使いすぎているか」が明確になって、自然と節約意識が高まるように!
家計簿アプリを使ったことがない方は、まず無料のものから試してみるのがおすすめです。
ステップ2:少額からの資産運用をスタート
次に取り組んだのが、ロボアドバイザーでの資産運用です。
資産運用の知識がないわたしたちが選んだのはROBOPRO(ロボプロ)というロボアド。
大手SBIグループという点で安心できたのと、手数料の安さで決めました。
人間の能力では処理しきれない量のデータの解析をもとに将来予測してくれるAIを使って、自動で分散投資をしてくれるので、忙しい共働き夫婦にぴったりでした。
最初は「損するんじゃない?」と不安もあって、月1万円ずつから積み立てを始めましたが、利益が増えてきたので今は月5万円ずつ積み立てています。
「貯金」と「投資」をバランスよく持つことが、DINKsの将来にとって大事だと気づきました。
ステップ3:FPに相談してみた
素人なりに調べて考えてはみたものの、「本当にこれで合ってるのかな?」と不安になることも。
そこで、無料のFP(ファイナンシャルプランナー)相談サービスを利用しました。
オンラインで完結できるので、夫婦で自宅で参加できるのが便利でした。
- 老後資金の目安と内訳
- 現在の家計の改善ポイント
- 保険の過不足
- 投資信託の選び方
丁寧に教えてもらい、私たちだけでは見落としていたリスクや選択肢もわかってスッキリ。
提案されたサービスは必ず契約する必要はなく、「無料で話だけ聞ける」のがありがたかったです。
「今できること」を積み重ねて
老後のことなんて、まだ先の話。
そうは思っていたけど、気づけば不安ばかり膨らんでいました。
\老後に備える期間は/
\長ければ長い方がいい!/
家計の見直しや少額投資、FP相談など、ひとつずつ行動してみて思ったのは、「将来って、ちゃんと準備できるんだ」ということ。
DINKsだからこそ、自分たちの選択に責任を持つ必要があります。
でもそのぶん、自由に・柔軟に・自分たちらしく備えることもできるはず。
この記事が、同じように“なんとなく不安”を感じているあなたの行動のきっかけになれば嬉しいです。
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