- 何かを始めるとき、最初はやる気に満ちていても、数日、数週間すると続かなくなってしまう・・・。
- 頑張らなきゃとは思うけど、その「頑張る」が毎回しんどい。
そんな「頑張らないと続かない問題」にぶつかる人、多いんじゃないでしょうか?
英語の勉強、筋トレ、早起き、日記・・・やりたくて始めたのに、どれも続かなくて、わたしって意志が弱いんだ・・・と落ち込んだこともあります。
「頑張る」という気持ちだけをエンジンにしていると、どうしてもガス欠になってしまいますよね。
最近ようやく気づいたのは、「続けられないのは意志の弱さじゃなくて、やり方が間違っていただけ」ということです。
今回は、頑張る気力に頼らずに物事を「自然と続けられる」ようになる考え方と仕組みづくりについてお話します。
頑張る=燃料切れが早い
最初に知っておきたいのは、「頑張る」に頼る方法は長続きしづらいということ。
頑張りって、例えるならエネルギードリンクみたいなもので、確かに即効性はあるけど、すぐ切れるし、あとから疲れもドッとくる。
私も昔、筋トレをはじめようと毎日60分のメニューをいきなり始めたんですが、3日目には疲れ果ててやめました。笑
頑張ること自体が悪いわけじゃないけど、毎日気合を注ぎ続けるのはムリがあります。
なので、やる気や根性じゃなくて、頑張らなくてもできる仕組みをつくる方が長続きします。
習慣化させたいなら、気合ではなく「習慣の仕組み」を味方にする方が現実的です。
頑張らないための4つの工夫

ハードルを低くしすぎるくらいでOK
毎日30分運動するのが無理なら、最初は「1分だけストレッチ」と決めてもいいんです。
小さすぎて笑えるくらいのレベルで始めるのがコツです。
まずは行動を起こすハードルを極限まで下げると、案外やれるもんです。
やる時間を固定する
- これくらい、いつでもすぐにできる!
- やり始めれば簡単に終わるから、あとでやろう!
「気が向いたらやる」「あとでやろう」は、いつまでも始まらない。
↑これ、わたしです。
朝起きてすぐとか、お昼ごはんの前や寝る前など、「このタイミングではこれをする」と決めるだけで、脳が勝手にスイッチを入れてくれるようになります。
必ず毎朝飲むコーヒーと読書タイムをセットにすると、脳が勝手にその流れを作ってくれる感じです。
最初は意識してやっていましたが、今では無意識で本を手に取るようになり、いつの間にか習慣になっています。
記録する・見える化する
継続できている自分を「自分で認識」すること、これが意外とバカにできないんです。
カレンダーに〇をつけたり、アプリで記録したりして、「続けた自分」を可視化してやる気アップ!
5日、10日と続いていくと「この記録、途切れさせたくない…!」となり、わたしにとっては見える化が今の1番のモチベーションになっています。
「やめるのも自由」と思ってOK
実は、「やめてもいい」と思えると逆に続きやすくなったりします。
「絶対にやらなきゃ」と決めてしまうとそれがプレッシャーになり、続かないことも多いです。
続けたい気持ちはあるけど、体調が悪い日や気分が沈む日もありますよね。
そんなときは、今日はやらない!明日からやればいい!とやらない選択をすることもあります。
「今日は気分が乗らないからサボろう。でも明日はちょっとだけやってみよう」くらいのゆるさも大切です。
やめる自由もあると思えることで、心に余裕ができて、結果的にまた戻ってこれるんですよね。
まとめ
- 頑張らないと続かないのは当たり前
- 続けたいなら「頑張らない仕組み」をつくること
- ハードルは低く、タイミングは固定、記録も味方に
- 「やめてもいい」くらいの余裕も大事
「頑張らないと…」と気合を入れるたびに疲れていたわたしが、今では気づいたら習慣になっていることがいくつもあります。
自分を責めるより、ちょっと工夫して、自分にやさしくなってみる。
それが「続ける力」になるんだと、ようやく実感しています。
あなたもぜひ、「頑張らないとできない」じゃなくて、「頑張らなくてもできる」を目指していきましょう!
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