コーヒーの魅力は味だけではなく、香ばしい香りに心癒されますよね。
コーヒーを飲むと気分がスッキリし、眠気覚ましの効果もあるコーヒーは欠かせない存在という方も多いと思います。
ですが、実はコーヒーを飲んだ後の口の中は、イヤ~な臭いを発する傾向にあります。
もしかして口臭がくさいと思われてる!?
そこで今回は、コーヒーを飲んだあとの気になる口臭の原因と対策方法をご紹介します。
コーヒーが口臭の原因になる理由
香りの豊かさも魅力のひとつのコーヒーですが、口臭の原因となってしまう可能性もあります。
どうしてコーヒーで口臭が!?
そのメカニズムや、コーヒーが原因になる理由をご紹介します。
口臭発生のメカニズム
口臭の原因のひとつに、たんぱく質が口の中の細菌に分解されたときに出るガスがあります。
わたしたちの口の中は、粘膜や食べ物のカスなどたんぱく質の宝庫であり、誰でもある程度の口臭を発しているんです。
その口臭の強さに大きく関係しているのが「唾液」
唾液には、口内の洗浄・自浄作用があり、唾液の分泌量が増えれば口臭は少なくなります。
口臭が気になる場面を思い浮かべると
- 起床時やしばらく食事をしていないとき
- 緊張したときやストレスを感じたとき
- ホルモンの変調時
など、唾液の分泌量が減っているときが多いですよね。
コーヒーが原因になる理由
コーヒーが口臭の原因にも、じつは唾液の分泌が関係しています。
コーヒーに多く含まれているカフェインには利尿作用があります。
コーヒーを飲むとトイレが近くなるのはカフェインの作用なんだ!
その効果で体の中から水分が出ていった結果、口の中が乾きやすくなり、口臭の悪化につながってしまうのです。
さらに、唾液の減少だけでなく、コーヒーに含まれるポリフェノールの1種であるクロロゲン酸も口臭の原因になります。
クロロゲン酸は、空腹時に摂取すると胃酸の分泌を促進させる効果があり、口臭を発生させてしまうのです。
朝食の代わりにコーヒーを飲む方や、空腹時にブラックコーヒーを飲む方は、特に注意!
胃腸にも負担がかかるので、できるだけコーヒーは食後に飲むのが良いでしょう。
また、コーヒー豆の細かな微粒子は舌の表面に付着しやすく、そのままにしていると口臭の原因となってしまうのです。
毎日、コーヒーを習慣的に飲む方は口臭予防は必須になってきます!
自分でできる口臭対策
コーヒーを飲んだあとは、周囲に不快な思いをさせないよう配慮して口臭対策をしていきましょう。
自分でできる口臭対策はどのようなものがあるかご紹介します。
舌磨きをする
鏡の前で舌を出してみて、自分でチェックしてみましょう。
白や黄色っぽい汚れが付着していませんか?
食べ物や細菌のカスが舌にたまってできる「舌苔」も口臭の原因になります。
「舌磨き」をして汚れを取り除きましょう。
そのときは、いつもの歯ブラシで舌を磨くと傷つけてしまうこともあります。専用の舌ブラシを使って優しく丁寧に磨くときれいになります。
マウスウォッシュを使用する
気軽にカンタンにできる方法として、マウスウォッシュもおすすめです。
ごはんやおやつを食べた後や外出先でコーヒーを飲んだ後に、マウスウォッシュで口を注ぐだけで口の中もスッキリとします。
さらに、コーヒーを日常的に飲んでいると気になるのが歯の着色汚れですが、歯のステインを取り除くマウスウォッシュを使うと、ホワイトニング効果も期待できます。
水分補給やガムを噛んで口の中の乾燥を防ぐ
口の中が乾いてしまうと口臭発生のリスクを高めます。
こまめに水分補給をしたり、ガムを噛んで唾液の分泌を促すと、口の中の乾燥を防ぐことができて、口臭予防にもなります。
ただ、糖質を多く含んだドリンクはかえって口臭を発生させることもあるので注意!
空腹時にコーヒーを飲まない
空腹の時にコーヒーを飲むと胃に負担がかかるので、胃酸によって口臭の発生リスクを高めてしまいます。
コーヒーを飲む場合は、なるべく空腹時を避けて、食事中や食後に飲むようにしましょう。
さらに、食後コーヒーを飲んだ後は「舌磨き」をするとより効果的に口臭の発生を抑えることができます。
まとめ
今回はコーヒーが原因の口臭について紹介しました。
気分をリフレッシュさせたり、リラックスするためにコーヒーを飲む方も多いと思います。
でも周りから「この人、口が臭い!」と思われるのはイヤですよね。
しっかりと対策をして、コーヒーライフを楽しみましょう!
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