お部屋を清潔に保つためには、日々の掃除が欠かせませんよね。
お掃除アイテムはどんどん進化を続けており、従来からある掃除機のほかに、スイッチ一つで自動で掃除をしてくれるロボット掃除機が人気を集めています。
そんなロボット掃除機の代表格とも言える「ルンバ」は、優秀なお掃除パートナーとして多くの家庭で活躍しています。
我が家も日常的な掃除はルンバにお任せしてるよ
登場したころは珍しかったルンバも、今ではすっかり私たちの生活にとけこみ、そろそろウチにも導入を!と考えている方も多いのではないでしょうか。
今回は、ルンバと掃除機それぞれのメリット・デメリットを解説し、結局どちらを使えば良いのかのヒントをご紹介します。
ルンバのメリット
お掃除ロボットの代表、ルンバはシリーズごとに進化を遂げてます。
お部屋のマップを作成して間取りや家具の位置を自動で認識し、効率の良いルートを自動で作成して実行するという、非常に優れた機能を備えている機種も登場してきました。
掃除時間が減る
ルンバなどのお掃除ロボットの最大の特徴は、面倒な掃除を自動で行ってくれることです。
自分で掃除する必要がなくなるので、その分の時間を自由に使うことができます。
掃除が終わると、充電機能を備えたクリーンベースに自動的にもどるので、掃除が終わるまで見守る必要もありません。
空いた時間で料理や洗濯したり、外出することもできるね
毎日の「掃除時間」を「自由時間」に変えることができるのは大きなメリットですよね。
さらに、最新機種ではお部屋のマップを作成して、効率の良いルートで掃除をしてくれるので、これまでより掃除が早く完了したり、より広い範囲のお掃除ができるようなっています。
床に物を置かなくなる
ルンバを効率的に動かすためには、床にあまり物を置かないようにしないといけません。
障害物があると、ルンバがぶつかってしまったり、一か所から抜けられずにグルグルと迷走してしまうことがあります。
自然と床に物を置かなくなることで、お部屋の整理整頓にもつながります。
外出先からでも操作できる
ルンバの中には、外出先から自分のスマホで遠隔操作できる機種もあります。
仕事や買い物の最中でも、思い立った時にスマホから操作すればお部屋のお掃除ができるのです。
Alexaとリンクをしておくと、声だけでルンバをスタートさせることもできるので、2階にいても1階のお部屋を掃除することもできますよね。
多機能で便利なイメージのルンバですが、デメリットもあります。
掃除機より高価な機種も
高性能なロボット掃除機がどんどん登場していますが、その中でもルンバは比較的高価になります。
グレードやシリーズによって値段は異なりますが、安いものでも3万円弱、高ければ10万円以上もします。
導入するからには高性能なものを選びたくなりますが、その分予算も上がることを考慮しなければなりません。
さらに、ルンバに内蔵されているバッテリーは消耗品で、約1年半ほどで3,000~4,000円ほどする新しいバッテリーに交換する必要があります。
行き届かない場所がある
ルンバの形状から、部屋の隅や狭い空間には入ることができずに、掃除が行き届かない場合があります。
そのような場所には、ホコリがたまっていることも多いので結局自分で掃除しなければならず、もどかしい思いをすることがあるかもしれません。
コードや液体を巻き込む可能性がある
ルンバの種類によっては、家電の回線コードやラグを巻き込んで動けなくなったり、故障してしまったりすることがあります。
また、ルンバは水に弱いので、床に飲み物などがこぼれていると、そのまま吸い取ってしまい、故障の原因にもなりかねません。
掃除機のメリット
一昔前までの掃除機は、電源コードを差し込んで重たい本体を転がしながら移動させていましたよね。
最近ではコードレスタイプやハンディタイプ、サイクロン式など様々な種類が登場しています。
メーカーによって、吸引力や軽量化に力を入れ、より使いやすい掃除機が増えてきました。
お掃除ロボットが増えている現在でも、掃除にかかせない家電として、一家に一台はあるおうちも多いと思います。
場所にとらわれない
掃除機であれば、ルンバでは行き届かなかった部屋の隅も掃除できます。
また、ヘッドを取り外せば狭いところも掃除でき、ハンディタイプの場合は、高い場所や車のシートなどの掃除も可能になります。
さらに、ルンバでは掃除がむずかしい段差や階段などもサクッと掃除ができます。
気になるところだけ掃除ができる
急なお客さんや外出する直前に、気になる部分をサッと掃除できるのも掃除機のメリットです。
掃除機をかけながら、ホコリやゴミがたまりやすい場所を見つけることができるので、忙しい時はそこだけでサッと済ませることもできます。
自分で動かすので、赤ちゃんやペットがいるエリアを避けるなど、臨機応変にお掃除をすることができます。
満足感がある
自分で掃除機かけ終わったあとって、達成感や満足感を感じませんか?
掃除機をかけてすっきりした部屋を見ると、お部屋の居心地も良くなり、気分も晴れてきますよね。
実際に掃除機をかけるまでは「めんどくさいな」と思いますが、終えると爽快感が待っています。
掃除機のデメリット
掃除機のデメリットをあげていきます。
身体に負担がかかる
最近は軽量化が進んできていますが、それでも掃除機はそれなりの重さがありますよね。
また、コードのある掃除機であれば、部屋を変えるごとに、コンセントを差し替える必要があります。
2階以上の建物であれば、掃除機を抱えて階段を昇らなければならず、身体に負担がかかります。
メンテナンスが必要
特にサイクロン式の掃除機の場合、ゴミ受けやフィルターを定期的に清掃してメンテナンスしなければなりません。
ヘッドのローラー部分に髪の毛やゴミが絡まると吸引力が低下するなどのトラブルにも繋がります。
紙パック式の掃除機でも、新しい紙パックを購入するコストがかかってしまいます。
わたしは掃除機をかけるより、紙パックの交換が一番苦手なんだよね
時間帯が気になる
日中は仕事などで家をあけることが多いと、夜しか掃除する時間が夜しかない!という方も多いのではないでしょうか。
ですが、掃除機は稼働音が大きいものが多いので、遅い時間帯に使えないですよね。
空いた時間に掃除ができないことで、掃除をしていない期間がどんどん長くなってしまう恐れもあります。
【結論】ルンバと掃除機どちらもあるのが便利
ルンバにも掃除機にも、それぞれにメリットやデメリットが存在します。
ルンバは、自分で掃除機をかけなくていいので時間にも体力的にも余裕ができますが、掃除機でないと掃除できない場所もあります。
しかし、掃除機を使う場合は、実際に自分で動く必要があり、使う時間帯が限られてしまいます。
どちらか一方だけを使用するというよりは、タイミングやシーンに合わせて使い分けるのがおすすめです。
掃除機の中でも、ハンディタイプを併用すれば、更に気軽に掃除ができるので便利です。
欠かせない家事の1つである掃除を少しでも楽に、ストレスなく行うために、掃除アイテムを活用しましょう。
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