日焼け止めは皮膚に当たる紫外線からお肌を守ってくれるアイテムです。
直接肌に塗るため、敏感肌の方には刺激を強く感じてしまい、炎症を起こして赤くなったり、かゆみが出てしまうことも。
炎症を起こしたところは刺激を受けやすくなるのでシミができたり、跡に残る可能性もあります。
合わない日焼け止めを塗ると、常にピリピリして赤くなるんだよね
肌への負担が少ないと言われる「ノンケミカル」の日焼け止めは、敏感肌の人や子どもにも使えるアイテムです。
名前は知っていても、ノンケミカルの日焼け止めってどんなものかご存じですか?
今回は敏感肌の方が日焼け止めを購入する際に特にチェックしたいポイント、その中でおすすめの日焼け止めを厳選した10アイテムをご紹介します。
ノンケミカル日焼け止めとは
一般的にノンケミカルとは化学物質(ケミカル)不使用という意味ですが、日焼け止めに関しては化学的に合成された「紫外線吸収剤」を使っていない日焼け止めのことを言います。
- 紫外線吸収剤が入っているもの「ケミカル」
- 紫外線散乱剤が入っているもの「ノンケミカル」
実は、ノンケミカルの日焼け止めでも紫外線吸収剤以外の化学成分も含まれているのです。
ノンケミカルは天然成分だけで作られてると思ってた
ノンケミカルに入っている紫外線散乱剤は刺激が「少ない」ですがの化学成分、肌に優しいというわけではないので注意が必要です。
敏感肌向けの日焼け止めの選び方
せっかく日焼け止めを使うのに、お肌が炎症を起こして赤くなったり、ピリピリする状況は避けたいですよね。
ここでは特に敏感肌の方に注目して欲しい選ぶポイントをご紹介します。
紫外線吸収剤フリー
多くの日焼け止めに配合されている成分のひとつが、紫外線吸収剤です。
紫外線吸収剤とは、紫外線を吸収して化学反応で熱などのエネルギーに変換して、お肌への紫外線の影響を防いでくれる成分です。
紫外線が熱などのエネルギーに変わるとき、敏感肌の方は刺激を感じることもあります。
そのため肌の敏感な方には、紫外線吸収剤フリーで紫外線散乱剤のみを使用した日焼け止めがおすすめです。
ノンケミカルの日焼け止めを選ぶときに、「ノンケミカル」と記載されていない場合は、実際に手に取って伸ばしてみると見分けられます。
- 透明に伸びるのが紫外線吸収剤使用の日焼け止め
- 白っぽく伸びるのがノンケミカルの日焼け止め
エタノール・エチルアルコールフリー
アルコールの一種である、エタノール・エチルアルコールが配合されているかどうか、敏感肌の方は注意が必要です。
アルコールはサラッとした質感を演出し、浸透感があるように感じますが、成分そのものの刺激もそれなりにあります。
エタノール・エチルアルコールが配合されていない日焼け止めがおすすめです。
日焼け止めのタイプ
日焼け止めはタイプによって、テクスチャーや使用感が違います。
- 保湿できるもの
- 広範囲に使いやすい
- 手軽に使いやすい
など、日焼け止めに求める機能によって選びましょう。
- クリーム
しっとりと保湿してくれるので乾燥肌におすすめ。 - ミルク
保湿力が高くて肌なじみがいいのでスキンケアのように使える。 - ローション
伸びが良くみずみずしいテクスチャー。ムラなく塗りやすい - パウダー
メイクの上から使いやすく、化粧直しにも使える - スプレー・ミスト
手が届きにくいところにも使いやすく手軽に使用できる
敏感肌向け おすすめの日焼け止め10選!
敏感肌でも使いやすいと人気の日焼け止めおすすめ10選をご紹介します。
顔・ボディどちらにも使えたり、下地として使えたりする日焼け止めもあるので自分の生活スタイルに合う物が見つかるはず!
イハダ 薬用UVスクリーン
IHADA(イハダ)は顔の肌トラブルを「治す」外用薬ブランドです。
グリチルリチン酸ジカリウム配合で、ニキビなどの肌荒れ予防が日焼け対策と一緒にできます。
日焼け止めタイプ:ミルク
日焼け止め効果:SPF50+・PA+++
dプログラム アレルバリア クリーム N
「d プログラム」はデリケートな敏感肌のことを考え低刺激設計のスキンケアブランドです。
乾燥・紫外線だけでなく、花粉・ちり・ほこりなどの微粒子汚れから肌あれしやすいデリケートな肌を守り、美肌を育む敏感肌用の日中用保護クリーム。
日焼け止めタイプ:クリーム
日焼け止め効果:SPF30・PA+++
ディセンシア サエルホワイトCCクリーム コンセントレート
ヴァイタサイクルヴェールという特許技術で、日焼けによる乾燥などの外部刺激から肌を守ってくれます。
乾燥による「青ぐすみ」、炎症による「赤ぐすみ」、過剰なメラニン生成による「黃ぐすみ」に対して、3種の反対色を配合することで肌悩みをしっかりカバー。
日焼け止めタイプ:クリーム
日焼け止め効果:SPF50+・PA+++
アネッサ モイスチャーUV マイルドミルク a
スキンケア成分が50%配合された、肌にやさしい使い心地の日焼け止め乳液です。
白浮きしにくく、なめらかな仕上がりなので化粧下地として使えます。
汗・水でUVブロック膜が強くなる技術が搭載されていて、汗を掻きやすい季節やレジャーでも活躍してくれます。
日焼け止めタイプ:ミルク
日焼け止め効果:SPF35・PA+++
ヴェレダ エーデルワイスUVプロテクト
ナチュラルオーガニックコスメで知られるWELEDA(ヴェレダ)は、栽培から製品となるまでの工程すべてにおいても、高く厳しい基準をクリアしたオーガニックを使用しています。
うるおいを抱え込んで肌を保護する効果があるエーデルワイスエキスが配合されています。
焼け止めタイプ:ミルク
日焼け止め効果:SPF38・PA++
キュレル UVローション SPF50+
乾燥性敏感肌の原因が「セラミド」不足にあることに着目し、セラミド機能成分が配合されている日焼け止めです。
植物由来の消炎成分が配合されていつので、日焼けした後のほてりも効果的にカバー!
日焼け止めタイプ:ローション
日焼け止め効果:SPF50+・PA+++
オルビス サンスクリーン(R)フリーエンス
軽いつけ心地で、軋みを感じない素肌のような使用感が特徴的です。
うるおいを抱え込む天然保湿因子・NMF類似成分配合され、長時間しっとりとした状態を維持できます。
日焼け止めタイプ:ミルク
日焼け止め効果:SPF30・PA+++
ミノン アミノモイスト ブライトアップベース UV
敏感肌ケアブランドの「ミノン」はアレルギーの原因物質を極力カット、低刺激性(低毒性)、弱酸性(アルカリ性ではない)をベースに製品が作られています。
ごわついた乾燥肌にもなじみやすく、紫外線などによる乾燥まで防いでくれます。
日焼け止めタイプ:ミルク
日焼け止め効果:SPF47・PA+++
ラロッシュポゼ UVイデア XL プロテクショントーンアップ
化粧下地と日焼け止め乳液の両方を兼ねそろえたアイテムです。
エイジングケアを考えたスキンケア成分や、肌本来のバリア機能(各層)をサポートする整肌成分が配合されています。
肌に優しい使い心地なものを使いたい敏感なお肌、シミやくすみが気になっている大人肌におすすめです。
日焼け止めタイプ:クリーム
日焼け止め効果:SPF50+・PA++++
オルビス サンスクリーンパウダー
ウォータープルーフの日焼け止めパウダーで、メイクの上からも手軽に紫外線対策ができます。
皮脂を吸うと明るくなるパウダーを使用されていて、明るいお肌をキープしてくれます。
日焼け止めタイプ:パウダー
日焼け止め効果:SPF50+・PA++++
まとめ
紫外線対策をすることは重要ですが、自分に合わない日焼け止めを使用すると湿疹やかぶれ、赤みを起こして、その跡が残ってしまう可能性もあります。
ぜひ自分に合う日焼け止めを見つけて、紫外線対策を行っていきましょう!
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